これまで皮膚で感じていたものの、オタク・カルチャーのように、ちゃんと論評されてこなかったヤンキー・カルチャー。それが昨年あたりから多く発言されたり、関する本が刊行され始めた。著者・難波功士にインタヴューした『ヤンキー文化論』も名著だったが、今作は、東北大学大学院教授である五十嵐太郎・編で、都筑響一、宮台真司、酒井順子、近田春夫、永江 朗、磯部 涼らが寄稿したり、インタヴュー、対談をおこない、それぞれの視点からヤンキー・カルチャーの功績を表現している。
僕的には改造車に注目して著作も出版している都筑響一の、相変わらずの指摘の鋭さに脱帽。また、「ヤンキー音楽の系譜」と題した近田春夫の原稿も当然ながらの納得。(山崎二郎)
2010.3.13.update

