たまにテレビでアーカイヴ的に流れる全盛期のツービートの映像。今見ても、その切れ味、スピード感、アブなさが伝わって来るから不思議だ。笑いはオリンピックの競技と同じく、日々、レヴェル・アップしていく。通常なら20年以上の漫才など、かったるいスピード感で見るに耐えないものだが、やすしきよしとツービートだけは違う。いかに、周囲とだんちの差があったのだと再確認する。
加えて、今のテレビの規制を考えると、二度と出来ないネタであったことも言える。そこで今、ビートたけしがツービートの漫才のネタを書き下ろすという趣向の本が刊行された。面白い。が、これを生で観たいと思わせる。カヴァーの絵も本人によるもの。(山崎二郎)
2010.3.03.update

