限りなく作者に近い作家・山形が日々の生活で感じる、怒り、歓びを綴るエッセイ漫画もついに最終回に。90年代から雑誌を変え、ずっと続いてきただけに、ここに来て終了というのはどのような訳が? が、この最終巻を読むと、殆ど、近所しか出歩かず、仕事しているか食べて&飲んでいるか、寝ているというミニマムで規則正しい生活をおこなっているようで、これまでは世間への怒りを綴っていたのが、最近では毎日食べる食事の美味しさ(安い価格の)を綴ることがメインになっているだけに得心もいった。が、終了は寂しい。常に個の視点で物を言う姿勢がいたく共感したゆえに。(山崎二郎)
2010.5.12.update

