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MOVIE

『ローラーガールズ・ダイアリー』監督・製作:ドリュー・バリモア 出演:エレン・ペイジ、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ジュリエット・ルイス、他 配給:〈ギャガ〉 5月〈TOHOシネマズ シャンテ〉ほか全国ロードショー  

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 テキサスの田舎町で冴えない日々をおくる女子高生ブリス(エレン・ペイジ)。級友にナメられても、古風な母親から気乗りしないミスコン出場を強いられ続けても、気弱な彼女は自分の気持ちを表出させられず、頼り甲斐ある親友に泣きつきっぱなし。
 そんな彼女、ひょんなことから、女性プレイヤーによるローラー・ゲームの試合を観て衝撃を受ける。ロックなフレイヴァー満載の進化形でリヴァイヴァルしたローラー_ゲームに盛り上がる会場、そのリンクには年齢も境遇もバラバラだがワイルド&ヴァイオレントにぶつかり合い疾走するタフな女性達がいた。タトゥーに強烈なメイク、凄みをきかせたリンク・ネーム、鼻血に青あざ……生き生きと力強い女性達に瞬間的に魅了されたブリス、自らの意思でローラー・ゲームの世界に一歩踏み出すことで、居場所を見つけた彼女の毎日は輝き出す。

 しかしそこは17歳、親やチームに内緒を抱え、ボーイフレンドともすれ違い……誰にも覚えのある壁にぶち当たる。
大人は分かってくれない、という未熟な思い込みで殻に閉じこもる思春期少女に、周りの大人達がそれぞれの形で苦言や手を差し伸べる。ひたむきな彼女を見守る人生の先輩達の多様なあり方、なかでも娘にとっての母親という決定的な存在の描き方に、初メガホンをとるドリュー・バリモア監督ならではの柔らかなユーモアと愛ある視線がうかがえる。
 配役も素晴らしく、スタントなしで体当たりの疾走&転倒を繰り広げる女優陣は臨場感満点でどの顔も本当にキラキラしている。中でもヒールな年増のライヴァル選手を演じるジュリエット・ルイスが最高にクールで魅力的!(増井志乃)


2010.3.18.update

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