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ロイ・ハーグローヴ・クインテット/2月21日@〈ブルーノート東京〉

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去年のちょうど同じ頃、同ステージで観客を魅了したのも記憶に新しいロイ・ハーグローヴ。今年もこの時期にロイのステージを観られるとは、なんという贅沢。
あらゆるジャンルを取り込んでのジャズへのアプローチの多様さは、時にはビッグ・バンドの形であったり、RHファクターというプロジェクト名でのR&B・ヒップホップ・オリエンテッドな形であったり。
正統派のジャズのみならず一作毎に様々なジャンルとジャズとの融合を試みてきた彼の、今回のステージは昨年と同様にリラックスしたアコースティック・ジャズ・クインテット。

毎回その着こなしには脱帽の相当な洒落者のロイ、今回はグレー・フランネルのスリム・パンツに共地のベスト。ツバの短い中折れフェルト帽はトープ色、黒の グログラン・リボンがベストの後身頃の黒サテンとマッチ。白いシャツにはトレードマークの蝶ネクタイ。ベルトと脚元にはこげ茶を配して、パンツの腰ポケッ トにはチラリと〈ヴィトン〉のダミエ柄の革モノがのぞく……一言でまとめるなら、カッコイイとしか言いようがない。

洗練されたステージングは健在、馴染みのメンバーとのソロの交歓は剛柔自在で、昨年同様ロイがヴォーカルをとるシーンでも気心の知れたムードが心地良い。 そしてアンコール曲最後での粋な演出も昨年と同様、観客の余韻をとても喉越しの良いチャーミングな後味にしてくれた。23日まで同所、25日(金)は丸の 内〈コットンクラブ〉、26日(土)は横浜〈モーションブルー横浜〉にて公演。(増井志乃)


2011.2.22.update

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