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REVIEW&PREVIEW

ラリー・グラハム&ブライアン・カルバートソン with The Funk All-Stars featuring シェルドン・レイノルズ&ラリー・ダン@9月30日〈ビルボードライブ東京〉

 すごいすご過ぎる! 今年の、いや、これまで観たライヴのベスト5に入るライヴを体験できました。
 スライ&ファミリーストーンから自らのバンド、グラハム・セントラル・ステーション、プリンスにも参加している、生きるファンク・レジェンドであるラリー・グラハム。それに、グラハムも参加した超ファンク大会アルバム『ブリンギング・バック・ザ・ファンク』を昨年リリースした、ブライアン・カルバートソン。加えて、EW & Fのメンバーであるシェルドン・レイノルズ、ラリー・ダン。
 この組み合わせでどんなファンクが観れるのかと思っていたら、これがこれが! とにかく先輩ファンク・ミュージシャンと演奏する喜びが、先輩へのリスペクトが伝わってくる、カルバートソンののステージ・アクションが、その喜びがフロアを暖めて暖めていく。EW&Fクラシックスの演奏も「懐かしの」的な緩い感じじゃなくて、ひたすらグルーヴィー。カルバートソンと並んで、この2人だけ白人と思っていた、トランぺッターがなんとカルバートソンのお父さん。しかもこの日がバースディ。泣けるいい話。キーボードからトロンボーンと手にする楽器を変えながら、グルーヴ・マーチャントをつとめるカルバートソン。十分満足し切っていたが、ショウはまだまこれから。
 白いスーツに、ヴォーカル・マイクをベース・ギターに装着したスタイルでグラハムが、言葉通りに2階から来臨! 昨年奇跡の来日を果たしたスライと違ってバリバリの現役感。やっぱ、このベースの音、他の人は弾けないわ~~と驚嘆&ダンシング。時に歯でベースをかじり弾いたり、2階席のテーブルに上がったりと、とにかく、盛り上げ方がハンパない。で、バンドは劇グルーヴ奏でてるしで、てんやわんやな状態。「こんなライヴがこのハコで観たかった!」と叫びまくり。
 がっちりと2時間くらい。しかもこれ1stステージなのだから……。「ファンクが好きでよかった」と心から喝采と感謝の言葉を返したい。(山崎二郎)


2009.10.09.update

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