今年公開された映画『クローズZERO ll』劇中歌に使用された、逸見泰典(V & G)、渡邊高志(G)、和泉昭寛(B)、宇佐美哲男(D)から成る新人バンド、ジルバ。彼らのメジャー・デビュー・アルバム『JITTERBUG』に魅せられている。哀愁感、時には昭和感さえ漂わすメロディに乗せ、直接的な言葉が吐き出される。
ロック・バンドなのに、言いたいことがないような輩が多い中、彼らは、むしろ当たり前のことだが、言いたいことがあるから、反抗したいから歌うということをしっかりとやっている。
今、書いたように、そんな姿勢のバンドが少ないだけに、いたくフレッシュだ。「KAZENINARE」でこう歌う。
〈…夢を語れない化石のような大人ばかりだから 夢は、もはやイコール睡眠の現代になっちまった。揚げ句の果てには、熱く叫びを唱えるロックは時代錯誤だとさ。異端児と言う言葉すら異端な世の中になっちまった。変化を求め本質を見失った限界。 ならば、ロックを掲げる者として普遍の強さ、貫くってのを見せてやろうじゃないか。叩かれるのには慣れてるからよ…〉
このラインに反応しないヤツは終わってる、確実に。(山崎二郎)
2009.10.31.update




