これまでなかったことが意外。たくさんの素晴らしい音楽を紹介してきた著者による初のディスク・ガイド。が、単なるカタログに終わらないのが著者ならでは。特にエッセイのように、時に自伝のように、時に音楽を取り巻く環境、状況に対する批評(プロテスト)になっているという、二重三重に楽しめる内容になっているのだから。この本で紹介している音源と連動したリイッシュー・シリーズ『小西康陽。200CDセレクション』が〈ユニバーサル〉、〈ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル〉で展開中です。(山崎二郎)
2010.3.02.update




