6月号の清水翔太との共演シングル『Love Forever』の取材の際、「今、アルバムを作っているんですけど、悩んでます」との発言があった。
当然だろう。10代で3枚のアルバムを制作。大人と10代の自分という対立項がしっかりとあったのが、20歳になり、新しい自分、新しいソングライティングというネクスト・ステージに向かう。が、それは簡単なことではない。人一番、完璧さを自分に厳しく求める加藤ミリヤだからこそ。
で、完成した『Ring』(7月8日発売)を聴いてぶっ飛んだ。10代だからこそより共感していたリリックが、ストーリーテラーのように、主人公を、シチュエーションを具体的に描くことで、他の世代も感じ得るようになっているからだ。
しかも、より主人公の内面を(イタいところも)抽出しているからこそ、リアリティを持って迫ってくるサビのリフレイン。もはやR&Bというカテゴリー&限定評価をはナンセンス。00年代のシンガー・ソングライターの基準がここにあると言いたい。(山崎二郎)
2009.5.27.update
加藤ミリヤとの共演シングル『Love Forever』をリリースした清水翔太のニュー・シングルが7月15日にリリース。両A面扱いで、「美しき日々よ」と「さよならはいつも側に」です。(山崎二郎)
2009.5.27.update